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幸色のワンルーム
2018年
HD
2ch
G
プレミアム
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詳細情報
家庭での暴力や学校でのいじめにあい、生きる希望をなくした14歳の少女は、死の直前にマスクの男に救われます。行き場のなかった少女は、生まれて初めて好きだといってくれたマスクの男に、そしてマスクの男はこんな自分に感謝してくれる少女に、惹かれ始めます。少女は、両親につけられた名前を捨てて、「お兄さん」と呼ぶマスクの男につけてもらった「幸せになるように…幸(さち)」の名前に縋(すが)って、逃避行を始めます。それは、少女にとっては一縷の望みをかけた生活の始まりでした。WEB累計閲覧数で2億8000万を超え、若い世代を中心に読み続けられている物語。人と人とのつながりが希薄になってきている現代社会で、さまざまな理由で追い詰められ、痛みを抱えた人に救いはあるのか。どこに求めていけばいいのかだろうか。家族とは、真の友人とは、社会とは、普通の生活とは、そして幸せとは…。現代社会が抱えるさまざまな問題をテーマに、真正面から問いかける作品です。「幸」役には今年公開された映画『ミスミソウ』で主演し、ドラマやCMにひっぱりだこの若手女優、山田杏奈を起用。ドラマでの主演は初めてとなります。「お兄さん」役には『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日)や『ハケンのキャバ嬢・彩華』(ABCテレビ)などドラマ・映画で活躍する上杉柊平。今まで一度も染めたことがなかったという黒髪を染め上げ、「お兄さん」を完全再現します。また、2人の生活に大きな影響を与える“クセの強い”登場人物には、木下ほうか、雛形あきこ、戸塚純貴、わたなべ麻衣など個性豊かな役者が勢揃い。さらにアイドルグループ「=LOVE」より齊藤なぎさ・佐々木舞香の2人がドラマ初出演します。
字幕:字幕なし音声:日本語(2ch)
プレミアム
1. 第1話
中学2年生の少女が失踪し、行方不明のまま1週間が経過。警察は少女の行方を追い、捜査を続けている。そんなニュースを、とあるワンルームマンションで見ている男女がいた。当事者の14歳の少女と、銀髪でマスク姿の男。少女の体には無数のアザがあり、頭には包帯が巻かれていた。家庭での暴力や学校でのいじめから、少女は生きる意味を失っていた。そして少女から「お兄さん」と呼ばれていたマスクの男もまた、生きる意味を見失っていた。テレビの中で「早く娘の無事な姿が見たい」と涙ながらに訴える母親の姿をあざ笑う少女。そして警察が少女の足取りを追っているという報道に、少女は「二人で警察や両親って鬼から逃げるゲームしよ?」とお兄さんに提案する。もし逃げ切れたらお兄さんと結婚する、逃げ切れなければ一緒に死のう、と……。
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2. 第2話
アパートのワンルームで暮らし始めた14歳の少女 幸(さち)と、お兄さん。「お兄さんとデートしたい」という幸の願いで、二人は初めて外に出かけることに。路地裏の駄菓子屋で指輪のついたお菓子を買ってもらい、上機嫌な幸。しかし、お兄さんと手をつないで歩いていると、幸を学校でイジメていた同級生たちと出くわしてしまう。
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3. 第3話
「俺が14歳少女誘拐事件の犯人」そう名乗る、仮面をかぶった男の動画が動画サイトにアップされた。動画の中で「俺の夢は美少女ハーレム。これから可愛い女の子をどんどん誘拐していきまーす」と語る男に対し、幸(山田杏奈)は「お兄さんはこんな人じゃない!」と怒りを露わにする。一方、お兄さん(上杉柊平)は、「これが世間から見た僕のイメージなんだよ」と淡々としていた。刑事の竹下竜(木下ほうか)と谷本香奈実(わたなべ麻衣)は投稿された動画から犯人を探ろうとするが、投稿に海外のサーバーが使われていたため特定は困難だった。そんな中、動画サイトを覗いた幸は、再びあの犯人を名乗る男の新着動画がアップされていることに気づく。「警察の捜査も強化されて、すぐ捕まっちゃうかもと毎日ドキドキしている」と語る男は、「これをやめて欲しければ、明日、『いつもの時間にね』」と幸へのメッセージを映像の中に残していた。
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4. 第4話
幸(山田杏奈)と暮らすワンルームの前で警察官の中村(増田雄二)に呼び止められ、部屋で話をすることになったお兄さん(上杉柊平)。お兄さんが部屋に入ると、壁に大量に貼ってあった幸との写真はすべて消え、幸もいなくなっていた。そしてお兄さんは部屋から包丁が1本無くなっていることに気づく。一方、幸の行方を追って実家を訪ねた刑事の竹下竜(木下ほうか)と谷本香奈実(わたなべ麻衣)は、母親(雛形あきこ)に幸の部屋を見せてほしいと依頼。竹下は幸の部屋の状況から「あの母親はなにか嘘をついている」と推理する。ワンルームから姿を消した幸は、中学校の掃除用具庫で担任の形切診(戸塚純貴)と会っていた。自ら誘拐犯を名乗って動画サイトに動画をアップし、「明日、いつもの時間にね」とメッセージを送ってきた男こそ形切だったのだ。幸は形切に「先生と暮らしたいから、あの動画を消してほしい」と頼む。しかしその言葉は嘘だと見破られ、幸は鞄から取り出した包丁を形切に向ける。その頃、お兄さんは、動画サイトに残された成りすまし犯からのメッセージと、幸が部屋を出ていった時間を手がかりに、幸がどこに行ったかを突き止めようとしていた。
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5. 第5話
形切(戸塚純貴)の策略から逃れた幸(山田杏奈)がお兄さん(上杉柊平)を連れてきたのは、廃墟と化したホテルだった。中に入ると、テーブルや椅子などがボロボロになって放置されている。幸ははしゃぎながら「ねえお兄さん、ここで結婚しよう!」と言うが、お兄さんは浮かない顔。そんなお兄さんに幸は「本当は私を誘拐するつもりなかったんでしょ?」と尋ねる。警察では、形切が刑事の竹下(木下ほうか)から取り調べを受けていた。「何度もあなたが少女と二人きりでいる所を見ている生徒がいる」と詰めよる竹下。形切は「教師と生徒なんだから一緒にいるのは当然」と開き直るが、やがて動かぬ証拠を突きつけられ……。幸の家では、父が母に「あの子が見つからなければ離婚かな」と言い渡していた。ホテルでは幸とお兄さんの“結婚式ごっこ”が続く。そこでお兄さんは、「今の君は僕に本当の幸せを求めてる」と語り、幸を初めて街で見かけてから誘拐するに至った経緯を話し始める……。
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6. 第6話
廃墟と化したホテルで、あの日なぜ家出したのかを語り始めた幸(山田杏奈)。家では母親からの暴力、学校ではいじめ、さらに担任の形切(戸塚純貴)からの性暴力を受け絶望した彼女は、「あの家も今までの自分もなしにして、自分のために生きようと思った」という。そして自分のできる範囲でやりたいことを全部やったら、死のうと思っていたと告白する。そんな幸のことをお兄さん(上杉柊平)は、彼女が家を出た時から尾行していた。そして自らの手で人生を終わらせようと決意した幸を見て、どんなことを思っていたかを話す。一方、幸とお兄さんの行方を追い、繁華街で聞き込みを続ける刑事の竹下(木下ほうか)と谷本(わたなべ麻衣)は、幸が家出した後に立ち寄った店を見つけ、店員(たくぽん)からお兄さんに関する証言を入手していた。
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7. 第7話
「結婚式はできないし、君を好きでもない」。廃墟となったホテルで“結婚式ごっこ”を始めた幸(山田杏奈)に対し、お兄さん(上杉柊平)はきっぱりと告げる。彼にとっては幸を死なせないことが一緒に暮らし始めた目的であり、満足している幸を見ることが幸せだったという。それを聞いた幸は、「あなたがこの生活を続ける気がないなら、ここで一緒に死のう」とお兄さんに告げる。一方、警察では繁華街での聞き込みで得た証言から、竹下(木下ほうか)が「少女が主導権を握って逃げている可能性もある」と推理。そこに2人の目撃証言が出たとの報告が入る。
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8. 第8話
警察に追われる幸(山田杏奈)とお兄さん(上杉柊平)は、窓から海が見える新しいワンルームで暮らし始めた。初めて見る海に感動し、浜辺ではしゃぐ幸。しかし、お兄さんはこの逃避行がはたしていつまで続くのかと不安を抱いていた。そんなある日、海近くの堤防に出かけた幸は、真希(青井乃乃)という女子中学生と出会う。「嫌なことがあるとここに来る」と語る真希。その足には幸と同じようなアザがあった。学校にも家にも居場所がないという真希の境遇に、幸は共感を覚えるが……。
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9. 第9話
幸(山田杏奈)とお兄さん(上杉柊平)の関係を終わらせるため、警察に通報しようとした真希(青井乃乃)ともみあい、彼女を堤防の下に転落させてしまった幸。しかし真希の姿はそこになく混乱する幸。「真希って子の話していた事は、君の本心の一部だよ」とお兄さんはいう。そして「もう普通の生活に戻りな」、「終わりにしよう」というお兄さんの言葉を聞いた幸は、衝動的に部屋を飛び出す。そんな幸に公園のベンチで声をかけてきたのは、警察につかまっていたはずの中学の担任、形切(戸塚純貴)だった……。
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10. 最終話
幸(山田杏奈)の中学の担任、形切(戸塚純貴)の策略により、彼をナイフで刺したことにされてしまったお兄さん(上杉柊平)。警察に追われる中、幸(山田杏奈)もこの逃避行に終わりが近づいていることを感じ始めていた。そして、幸との結婚式を挙げることを約束した兄さんが、すべてを終わらせるために、幸を連れて向かった先とは…?
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