ブサイクな猫オヨヨが、たまごに飼えと迫る。ゴーインなチュー攻めで気絶させ、その隙に家に入り込むが、ママと弟うずらの反対で追い出される。パパに取り入り戻って来るが、多数決で追い出されるオヨヨ。そこで、通行人にウソの可哀想さアピールし、世間の圧力によりユデタ家の一員として入り込むことに成功する。

同級生のモンブランとひなぎくがペットの犬の散歩に。どっちのペットも人気者で、無視されたオヨヨは面白くない。猫と気が付きモンブランのペットに追いかけられ、危機一髪となるも、モンブランを身代りにして逃げ延びるオヨヨ。たまごに、可愛いペットアピールをして認めさせようとするが、軽くいなされてしまう。

モンブランとひなぎくと登校のたまご。ついて行こうとして追い返され、逆に学校は楽しいと思い、たまごのクラスに先回りするオヨヨ。再三授業の邪魔をして、担任の大判焼先生に追われる。だが、逃げ回ったルートのせいで大判焼が誤解され、先生方に追い詰められる。給食に味をしめ、また来ようと思うオヨヨで。

寝床でオネショしたり、ご飯を食べ尽したり、やり放題なオヨヨ。怒って捨てるたまご姉弟。戻って来られ、遠い所に捨てようと、遊園地に連れ出し、オヨヨが観覧車に乗ったところで、一目散に逃げ帰る。家で一安心している所に、タクシーに乗って戻るオヨヨ。そのせいで、貯金までパーにされ、ガックリのたまご姉弟。

家にネズミが出て、ママに退治を命じられるたまご。ネズミに好物のイモが齧られると、オヨヨにネズミ退治させる。ネズミはオヨヨに鈴をつけようとして身に着けさせる事に成功。再びネズミ退治に乗り出すたまごは、餌が一万円札だったのでネズミの仕掛けた罠にかかる。その一万円を動けないたまごから横取りするオヨヨで。

人間と同じ事をするオヨヨを、猫らしくしようとするたまごとモンブラン。可愛い猫にポーッとなったその気持ちは猫だからだと、猫らしい行動を指南する。段々、猫らしくなるが、ネズミを追いかけて、逆に捕まってしまう。猫らしからぬ失敗に、反省しろというたまごたち。猫らしくないってことは、人間だからと言うオヨヨで。

宿題で「私のペット」という作文を書くたまご。ありのまま書くが、オヨヨにペットは飼い主に似るから、ひどいペットなら飼い主もひどいと言われ、美化して書く。美化が進むにつれ、ゲンナリするたまごだが、オヨヨが見張っていて真実が書けない。翌日、オヨヨを連れて登校し、ウソ内容を強要した本人と突き出すたまごで。

ひなぎくの人形が羨ましいたまご。オヨヨがバイトした金額があれば買えると、それを木の下に埋めて呪文を唱えれば芋が百倍手に入るとウソをつく。オヨヨの金を手に入れ人形を買うたまごだが、信じるオヨヨが不憫になり、人形を返して自分のお金もイモに代えて埋めておく。結局、オヨヨに独り占めされてしまって――。

ひなぎくよりモンブランと仲良くなりたいたまご。家で宿題をやろうとモンブランを誘い、親しくなる計画。オヨヨに口止め料をやり追い払うが、そこに遊びに来たひなぎくがモンブランと仲良く勉強。怒ったたまごとひなぎくは乱闘となり、宿題は残る。夜遅く、オヨヨに鉛筆を削らせながら、一人、宿題を続けるたまごで。

絵本のミケネコが大切にされるのを読み、自分もミケネコになろうと、たまごの絵の具で色を塗るオヨヨ。勝手に使われ怒ったたまごに追い出されても真似をするが、本性が出てモンブランに退治される。ミケはモテると読んで、本当の三毛になろうと、たまごたちに殴られて、赤、青、黄の三毛猫になるも、アッサリ振られる。

家族にないがしろにされるオヨヨ、モンブランに相談する。自信がないせいだと言われ、偉そうにふるまうオヨヨ。モンブランに頼まれ、調子を合わせるたまごたち。だが、美猫にフラれ、三味線の皮になると言いだす。可哀想になるたまごたち。ケーキでオヨヨを慰めようとするが、やはりオヨヨの分を買い忘れて来たママで。

オヨヨのせいで眠れないたまご。追い出せば戻るし、隣のベッドに移しても、イビキがひどい。業を煮やして、駅のコインロッカーにブチ込み、やっと眠れる。ロッカーで気が付いたオヨヨの前に現れる幽霊。酒盛りを強要するが、逆にオヨヨに絡まれて迷惑至極。ユデタ家にオヨヨを返しに行く。で、またもたまごは眠れない。

ネズミやモグラにイモを横取りされ食べ物のないオヨヨ。ふと見れば空を泳ぐ魚に気づき舌なめずり。うずらの鯉幟を食べようと、たまごたちの妨害に遭うが、負けずに柱を登る。と横手に、まろんのゴージャスな鯉幟。それに狙いを転じるオヨヨに、たまごたちの声援があがるが、矢で追い返される。それでもめげないオヨヨで。

ひなぎくにオヨヨが可愛くないと言われ、怒るたまご。テレビでブサイクペット用の頭巾を見て、自作しオヨヨに着けさせようとするが、逃げられる。身勝手なたまごに腹を立てたオヨヨの反撃のせいで、家族が保健所に連れて行こうと決める。だが、たまごがそれに反対し、ほだされるオヨヨ。大事なストレス解消相手なのだ。

モンブランたちのペットの食事を聞き、自分もゴージャスな食事がしたいと騒ぐオヨヨ。ダメと言われて、それぞれの家で餌を横取りしようとする。外聞が悪いので、一度だけ好きなものを食べて来いとお金を持たせて食堂街に行かせてやるゆでた一家。だが、迷いに迷ったオヨヨは、結局山ほどの芋を買い込んで帰って来た。

ネコずもう大会の練習をするオヨヨ。飼い主が一万円貰えると知ったたまごは、オヨヨを本気にさせようとやっきに。美猫が強い猫が好きと言うので本気になるオヨヨ。様々な特訓で力をつけて挑む。その初戦、優勝候補と当たって相手を倒すオヨヨ。しかし、軍配は相手に。短足すぎて立った途端に尻がついていたのだ。

朝御飯。バナナ一本をたまご、うずら、オヨヨが奪い合い。勝ったオヨヨは、中身を美猫にあげて、皮を投げ捨てる。まろんが滑り、ひなぎくの髪を汚し、腹いせにモンブランがひどい目い、たまごに八つ当たりが。怒ったたまごからオヨヨ、うずらに被害が回る。そして、おやつのバナナから同じ悲劇が始まり――終わらない。

ゆでた家の温泉旅行で、モンブランの家に預けられたオヨヨ。オヨヨは豊かなモンブランの家に入り込もうと画策する。ペットを貶め、モンブランの両親には、掃除、洗濯と尽しまくり、モンブランの抵抗空しく、気に入られる。しかし、猫かぶりは続かず、モンブランの両親にぐるぐる巻きにされ、翌日、ゆでた家に帰された。

恋の季節。オヨヨも相手を求めて鳴くが、来たのはブタで、逃げる。一方、ゆでた家では色んな物がなくなる。直前の買い物が袋ごとなくなり、オヨヨが持ち逃げするのに気づいて追うと、子猫に餌をやっていた。飼おうと言うところに子猫の飼い主が来て、オヨヨに攫われたと取り戻して行く。オヨヨにはブタが残されて――。

モンブランに貰った金魚を大事にするたまご。だが、オヨヨが狙う。牽制するが、手替え品替え狙われて、たまごは公園の池に放す。これ幸いと、池にアタックのオヨヨ。手の次は網と狙うのを、たまごたちも妨害。ついには鯉幟を着て泳いで捕まえようとするが、失敗。スッポンに口を吸われ、たまごたちにぶちのめされてしまう。