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佐藤家の朝食、鈴木家の夕食
2013年
102分
HD
2ch
440円〜
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見どころ
映画「HANA-BI」がヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞し、世界中の映画ファンに支持されている「世界のキタノ」こと北野武と、「トウキョウソナタ」がカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した「世界のクロサワ」こと黒沢清、日本を代表する2人の映画監督に師事し、国内外からの評価も高い新鋭 月川翔監督。 その月川監督が、血のつながり、戸籍、愛情…「家族」であるために、必要なものを静かに問うた感動のホームドラマに挑んだ。 国際的に注目を集めているLGBT(同性愛者・両性愛者)を題材の中心に据え、少し進歩的な家族であるが故の悲喜劇を通じて、人間、家族の有り様を丁寧に描き出すことを目的とした本作は、「ハッシュ!」「ブロークバック・マウンテン」「キッズ・オールライト」といった、その作品性が高く評価され、各国の映画祭に好意的に迎えられた作品群に連なるホームドラマ。主演は、ドラマ・映画と人気作への出演が続く山﨑賢人、小林涼子というフレッシュな若手俳優二人がこの難しいテーマを見事に演じきってみせた。今、この時代だからこそ、観るべきドラマがここにある!
詳細情報
佐藤拓海は2人の母、晴子、平田彩との3人暮らし。毎朝、それぞれ違う卵料理が並ぶ食卓を囲み、仲良く過ごす3人。だが、拓海は自らの家族のかたち、自分の父親について、複雑な想いを胸に秘めている。そんな折、斜向かいの家に鈴木裕之、省吾、2人の娘であるそらの3人が引っ越してくる。両家族が交流を持つにつれ、次第にお互いの不思議な家族のかたちが明るみになっていく。生物の授業で、遺伝子組み換えのことを学び、自分と重ねる拓海。思い悩んだ拓海は、ついに晴子に父親は誰かと問いただす。黙り込む晴子。拓海は、晴子の弟であり叔父である圭一に会いに行く。そこで、拓海は、圭一が父であることを知らされる。血縁にこだわった晴子と彩は、彩の卵子と、晴子と血縁関係である圭一の精子を体外受精し、晴子のお腹に入れて産んだのだった。やり場のない怒りをかかえ、家出をする拓海。向かった先は、圭一のところ。圭一に帰るよう言われた拓海は、他に頼るあてもなく、しぶしぶ家に帰るが、部屋に引きこもり、今までのように3人で食卓を囲むことはなかった。次第にそらと仲良くなっていく拓海。拓海は、そらが学校に通っていないことを知る。そらに母親は誰かと尋ねる拓海。そらは、母親のことを知らないし、いらないと答える。しかし、そらにも心境の変化が…。荷造りをする拓海。母2人に「俺はまともだから」と言い残し、そらと省吾たちの車を奪い走り去る。自らの存在意義に疑問を持ち、互いの家族の中に「居場所」を失った2人が向かった先は…。
字幕:字幕なし音声:日本語(2ch)