見どころ突如、薫の前に現れた和服の女の子は、18年前の約束の許嫁だった。詳細情報突如、薫の前に現れた和服の女の子は、18年前の約束の許嫁だった。大学生・花菱薫がある日出会ったのは今時めずらしく着物に身を包んだ清楚な少女・桜庭葵。人ごみに慣れない彼女の様子に思わず手を差し伸べ、彼女の人探しを助けることになってしまった。聞けば彼女は18年間思い続けてきた許嫁に会いにきたという。なんと葵が探す許嫁とは薫その人だった。再会した二人の恋の行方は…。字幕:字幕なし音声:日本語(2ch)
エピソード(24)作品情報レビュー1 - 2021 - 2423分プレミアム第1話 縁~えにし~満開の桜の季節。 一人暮らしの大学生「花菱薫」は、学校の帰り道、駅で道が分からず戸惑う和服の少女「桜庭葵」と出逢う。「めずらしいね、その歳で紬なんて」。駅の往来に押され、下駄の鼻緒が切れて困っている葵に、薫は慣れた手つきで葵の鼻緒を直す。自分の帰り道と同じ駅だからと葵を送っていく。彼女は18年間想い続けてきた許嫁に会いに来たという。 「あの人の事を考えると、この世に生まれてきて本当によかったなって思えるんです」。 そんな葵の一途さに感心する薫。しかし、彼女のメモにある住所は空地になっていた。 「そんな・・・やっと逢えると思ったのに・・・」。 放心する葵を見て薫は何とか二人を逢わせてやりたい!と、他に何か手がかりはないかと聞くが、あるのは二人の昔の写真だけ。「子供の頃の写真じゃな・・・ん~!?これ俺と葵ちゃんの写真じゃないか?」葵の探していた許嫁は薫その人でした。 うれしさのあまり号泣し抱きつく葵だったが、落ち着きを取り戻し、たおやかに正座。 「私、桜庭葵は薫様のもとへ嫁ぎに来ました」23分プレミアム第2話 夕餉~ゆうげ~「ありがとうございました、薫様、とってもいいお湯でした」 夜も遅くなり、葵は薫のアパートに泊まっていく事になったのだが、 部屋に女の子を泊めた事などない薫はドギマギしっぱなしだ。 布団は一組しかないので、自分はその辺で適当に寝るから、布団で休むよう葵に言うが、「その・・・薫様さえよろしければ、私ご一緒でも構いませんけどぉ・・・」。 外に頭を冷やしに出る薫は、「許嫁ったって、俺、葵ちゃんの事、子供の頃しか知らないし・・・でも悪いコじゃないんだよな、葵ちゃん。メチャメチャかわいいし、性格だって・・・」。しかし葵を受け入れる事は、かつて自ら飛び出した花菱の家に戻される事を意味していた。 薫の脳裏にかつてのつらい記憶が蘇る。23分プレミアム第3話 別離~わかれ~「あ、あの、お背中、お流しいたしますので・・・私も入ってよろしいでしょうか・・・」 入浴中の薫は葵の突然の申し出に大慌て。(服を着たまま)入ってくる葵を押し返そうとすると、流し場の石鹸を踏んでそのまま二人はもつれて倒れてしまう。「いててて・・・あれ?」何やら頬と手に柔らかな感触が。ぷにぷに触ってみると、「か・・・薫さま・・・」。薫が顔を上げると、葵を押し倒し、胸に顔をうめていた。「きゃーーーーーーーーーーっ!」アパートに葵の悲鳴が響き渡ると、いきなりドアが開き、血相を変えた葵の世話役、神楽崎雅が飛び込んできた。葵を押し倒す全裸の薫を見た雅は、いきなり薫を投げ飛ばした。 「葵さま・・・ご自身が何をしているのか、わかっておいでなのですか?」 葵は実は無断で家を出て、薫の元へ来ていたのだった。「桜庭家は、創業二百有余年、今や国内有数の巨大企業・桜庭グループを経営する名家なのです。その名に恥じぬよう、責任ある行動をしていただかなくては・・・」そして雅は、花菱の家を出た薫は、もはや葵の許嫁ではないと言い放ち、葵を連れ戻そうとする。雅の手を振りほどくと葵は「私は薫さま以外の人なんて考えらません。薫さま・・・どうか花菱に戻ってはいただけませんか?そうすれば私たちは一緒になれるんです・・・」葵の言葉に薫は・・・。23分プレミアム第4話 同棲~どうせい~雅に連れ戻された後、全てを捨ててでも薫と一緒にいたいと願う葵は、再び薫の元へ帰ってきた。「葵を薫さまの妻として契りを交わして下さい!」 自らの言葉に戸惑いながらも、葵は意を決して薫の元へ。しかし薫は体を前にパタンと倒れる。薫は雨の中、びしょ濡れになりながら葵を迎えに行き、熱を出していたのだった。看病する葵は、薫の汗をぬぐう為に薫のシャツをまくり上げると、薫の背中にある無数の傷にハッとなる。 花菱の家を出ていった母の思い出のお守りをとりあげられまいと必死に守る少年期の薫を祖父が杖で容赦なく打ちつける。そんな花菱家での記憶が蘇る。「ゴ、ゴメン。見てて気持ちのいいものじゃないよね」とシャツを下ろそうとするが、葵は薫の古傷にいたわるように触れ、「薫さまの傷は・・・葵が時間をかけていやしますから」薫の背中に葵の涙が落ちる。 よりそったまま動かない二人------。23分プレミアム第5話 朋友~ほうゆう~久しぶりに大学の写真部に顔を出した薫を待っていたのは、いきなりコスプレ撮影会をやらせれている新入部員・水無月妙子だった。 妙子の失敗や、佐藤副部長のコスプレ撮影会でさっそくドタバタな写真部。 「そういえば去年までいたアイツ、どうしてるだろ・・・」薫は旅に出てしまった部員ティナの事を思い出していると「ぐえ!」、突如ボディプレスされる。「大好きな薫に会いたくて成田から直行できたとよ~!」1年振りに帰ってきた博多育ちのアメリカ人・ティナ・フォスターだった。 「へぇ、新入りさんなん」挨拶する妙子にティナは彼女なりの挨拶で応える。 「お~オッパイでかかね~!」背後から妙子の胸を揉み揉みするティナ。 「よし!じゃ、さっそく私の凱旋帰国と新入部員歓迎を祝して、パ~ッとやるばい!!」盛り上がる飲み会の中、薫はティナのお土産の怪しいお酒で気を失ってしまう。 薫の帰宅が遅いのを心配している葵。そして翌日、葵が薫の部屋へ行くと、そこには薫の姿が。安心して薫を抱きしめる葵。しかし薫の被っていた布団がモゴモゴと動き出す。その中から現れたのは、なんとティナだった。23分プレミアム第6話 家道~かどう~新たに桜庭館の住人になったティナのもとへ、突然妙子が荷物を持って訪ねてきた。 住み込みで働いていたハウスキーパーのバイトをクビになってしまったのだ。 「だから私…住む所がなくなっちゃったんですぅー!!」顔をおおって泣く妙子。 「ティナ先輩が『何かあったら、いつでも相談にのっちゃる』って言ってくれたのを思い出して…」妙子は夜遅くティナのもとへとやってきたのだった。 「ここで働けばよかよ」桜庭館で住み込みのハウスキーパーとして働けばいいと言うティナに、葵も同意する。…が、しかし桜庭館での全ての決定権は雅にあるのだ。 結局、「丸一日技能試験を行い、それに合格したら」という条件付きで、雅は妙子を雇うのだった。 しかし、ドジな妙子は失敗ばかり─。ついには、桜庭家ゆかりの壺まで割ってしまう。 怒った雅はこう告げるのだった。 「もう、結構ですっ!…妙子さん…あなたは、クビですっ!!」 果たして妙子の運命は…?23分プレミアム第7話 幻妖~げんよう~いつものように夕食の買物に出かけた葵は、偶然、温泉のポスターを目にする。 「旅行かあ…。いつか薫さまと一緒に行けたら…。」ついパンフレットを持ち帰ってしまう葵。「いつか薫さまと…きっと…」 しかし、その“いつか”はすぐにやってきた。 薫が所属する大学の写真部の新入生歓迎合宿が温泉で行われることになり、葵も同行することになったのだ。 合宿同日、電車に揺られ温泉に向かう、写真部一行。途中、方向オンチな妙子のせいで3時間も迷ったりしながら何とか今日の宿に到着するのだった。 しかし、着いてみると妙子が入れたはずの予約が入っていない。「来年の今日、ご予約が入っております」ドジな妙子が日にちを間違えて予約していたのだ。生憎、部屋は満室で空いている部屋もない。困り果てている時に、葵は仕事の都合で参加できなかった雅に、困った時の為にと持たされていた物を思いだす。それは『VIP』カードだった。 そのカードのおかげで何とか泊まれることになった薫達一行。 早速浴衣に着替えて、大宴会が始まるのだった。23分プレミアム第8話 愛玩~あいがん~ある日、ティナが桜庭館に連れてきたもの、それは真っ白なフェレット。 ペットショップで見かけたその愛くるしさに、つい買ってしまったのだ。 どこか薫に似ているそのフェレットを葵も気に入り、ペットとして飼うことに同意する。 しかし、雅は動物が大嫌いだったのだ。 「ペットなんてものは、部屋を汚すし、匂いはするし、その上あつかましくて…」「今すぐに返して来なさい!」雅の命令にシュンとなるティナ。 「雅さん…どうしてもダメなんですか?」葵の涙の訴えには、さすがの雅も心を動かされる。 しかし、「この動物を飼うと、水無月さんの手間も掛かるし…」 桜庭館のハウスキーパーとして働く妙子が大変だと言う雅だったが、当の妙子は「私はかまいませんけど…」と、すでにフェレットの可愛さにメロメロ状態。 「もう、好きにしなさい!ただし私は一切関知しませんからね!」 とうとう雅が折れたおかげで、晴れてフェレットは桜庭館のペットになったのだった。23分プレミアム第9話 一夜~ひとよ~今日は、葵と雅が法事の為に実家に里帰り。 「薫さま!葵のことを忘れないでください!どうかお達者で!」 たった一晩東京を離れるだけなのに、葵にはその一晩がたまらなく淋しい。 そして妙子も、写真部の『旅は道連れツアー』に突然かりだされ、倉敷へ記念列車の撮影会に出かけて行ってしまう。 桜庭館に残ったのは、薫とティナの二人きり─。 二人きりだと意識した途端に、薫はティナのボディラインが気になりだし…にわかに鼓動が高まりだすのだった。 夕食はティナの手作り。意外と料理上手なティナにまたしても薫はドキドキしてしまう。 食事も終わり、ティナはお風呂へ、薫はリビングで寛いでいると突然真っ暗に!なんと、停電になってしまったのだった。23分プレミアム第10話 学舎~まなびや~今夜の桜庭館は、薫達の大学生活を撮った写真の数々を見ながら皆で盛り上がっていた。 大学のどこにでも現れるネコの写真や、学長の銅像と肩を組んで笑う薫の写真etc…。 その中の一枚にタイヤキを撮った写真があった。そのタイヤキは、移動しながらタイヤキを売る『みつるぎ屋』のもので、味は絶品だがどこに現れるか分からない“幻のタイヤキ”と言われているものだった。ティナだけが一度食べたことがあり、その時写真に収めていたのだ。 「一度食べてみたいな。ね、葵ちゃん。」「ええ。」写真を見ながら会話が弾む薫と葵。 葵は薫が銅像と写っている写真を一枚貰うのだった。 次の日、葵はいつものように薫達を送りだし掃除や洗濯に精を出す。その合間に昨日貰った薫の写真を取りだし見つめる葵は、少し淋しさを感じていた。 「私の知らない薫さま…」 その後、家事も終えのんびりしていた葵は、何気なくつけていたTVの生中継で、あの『みつるぎ屋』のタイヤキをみかけるのだった。あと1時間で今の場所を移動すると言うタイヤキ屋の主人の言葉に、つい買いに出かける葵。 なんとか買えた葵は、暖かいうちに薫に食べさせたいと薫の大学へ向かうのだった。23分プレミアム第11話 子女~しじょ~今日は薫が所属する写真部の写真展が構内で開かれる日。 朝からティナや妙子は、大胆なレースクイーンファッションで写真展への呼び込みに張り切っていた。「さー、写真展はこっちった~い!」ティナが展示会場から勢いよく飛び出してくると、たまたま会場前にいた少女とぶつかってしまった。 「あっちゃ~!ごめんごめ~ん!大丈夫?」ティナはその少女を助け起こそうと手を差し出すが、少女にその手を激しく叩かれてしまう。 「Hey! watch your step!!」英語でまくしたてる少女にティナはタジタジ。 「久しぶりの英語やけん、瞬時に思い出せんったい」アメリカ人なのに、日本語で応えてしまうティナ。 「まったく…、これだからアメリカ人はダメなのよ!」失礼な事を言う少女にティナが反撃しようとしたその時─。 たまたまその場を通りかかった薫に、少女は眼を輝かせるのだった。 「花菱様ーーーッ!!」 いきなり少女に抱きつかれ、薫は唇を奪われてしまうのだった!23分プレミアム第12話 接吻~せっぷん~繭の家に泊まる事になった薫は、繭の部屋で遅くまでトランプのババ抜きをして遊んでいた。何回かババ抜きをした後、ようやく眠くなった二人。 「どこの部屋で寝ればいいの?」 と薫は他の部屋で眠ろうとするが、繭は一緒に寝ようと抱きつくのだった。 「繭は花菱様と寝ますの~!お願いお願い、花菱様~ぁ!」 結局、繭が眠るまで一緒にいてあげることにした薫。二人は、薄汚れたうさぎのぬいぐるみを挟んで同じベッドに入るのだった。 「おやすみなさい、花菱様…おやすみ、ウッサー」 繭が呼んだぬいぐるみの名前に驚く薫。 “ウッサー”とは4年前、薫が繭と初めて会った日に、繭のぬいぐるみに薫が名付けた名前だったのだ。「ウッサー…。繭ちゃん、まだ大事に持ってたんだ…」 4年前─いつも仕事で忙しい両親に構ってもらえず寂しい思いをしていた繭。 その日、両親から貰った誕生日プレゼント“うさぎのぬいぐるみ”を落とした繭は、たまたまぬいぐるみを拾った薫に出会い、薫の話に淋しかった心を癒されたのだった。23分プレミアム第13話 星祭~ほしまつり~もうすぐ七夕。桜庭館では全員で笹の葉に飾り付けをしている。 ティナ、妙子、葵は叶えたい願い事を短冊に書くのだった。 そして、7月7日は葵の誕生日。 毎年、雅と二人だけで誕生日を過ごしていた事を知った薫は、「今までにない誕生日にしようよ!」と葵に言うのだった。 そんな中、たまたま街中で見かけたある物を葵にプレゼントしようと考えた薫は、葵に内緒でその費用を稼ぐ為に、朝から晩までバイトに明け暮れる。 しかし、そうとは知らない葵は薫の心が自分から離れてしまったのでは…と、不安になるのだった。 「もしかしたら私、避けられてるのかな?」 「私は薫さまの許嫁として失格なのかな」 悲しみに沈む葵だった…。23分プレミアム第14話 賄~まかない~明立大学の昼休み、中庭のベンチではいつものように薫達が葵お手製のお弁当に舌鼓を打っていた。 「今日の弁当も美味しそう!!」「そうそう。ウチの大家さんは料理も家事も完璧ったい。」 そんな中、一人面白くない繭。「お料理なんて、見た目がよくても美味しいとは…」ティナの弁当から勝手におかずを食べてみた繭は、あまりの美味しさに固まってしまうのだった。 “自分も手作りのお弁当を、薫様に食べてもらいたい、喜んでもらいたい” 繭は早速料理本を見ながら挑戦するが、なにせ初めての事、おにぎりひとつ作る事も出来ない。さすがに落ち込む繭だったが、その時脳裏に昼間の薫達のお弁当が浮かぶ。 翌日─。薫達が大学から帰ると、なぜかそこには繭が! 葵に家事を習おうと、桜庭館にやってきたのだった。23分プレミアム第15話 胸懐~きょうかい~ある日、薫と葵は二人で買物に出かける。 葵は亡き祖母から譲りうけた撫子柄の着物を着ての外出だ。 着物というのは、着ている人の想いが染み込むものだと葵に教えた祖母。 「この着物には、愛する人への想いが染みわたっています。」 その着物をきた自分を薫が気に入ってくれた事が、自分の思いも受けとめて貰えたようで葵は嬉しかった。 買物も済ませ、二人は駅へ向かった。 「薫さま、ココ!…ココ!覚えてますか?」 そこは改札近く、二人が初めて出会った場所だった。 次々あの日の想い出が蘇る二人…。 薫は、以前住んでいたアパートへ行ってみようと葵を誘うのだった。23分プレミアム第16話 渚~なぎさ~「季節は夏!」「夏といえば海!」「海といえば水着!」というティナに連れられ、デパートに水着を見にきた葵達。 たまたま水着を買いに来ていた繭も一緒に、それぞれ気に入った水着を購入。葵も、皆に内緒で水着を買うのだった。 そんな中、妙子の元に一枚の絵葉書が届く。 それは美しい海岸の写真だった。 「ここおばあちゃんがやってる海の家の前なんですよ。」 遊びにいらっしゃいの文字に誘われ、薫、葵、ティナ、妙子、繭、雅、皆で海の家に遊びに出かける事に。 そこには、小麦色に焼けた妙子のイトコ、水無月ちかが待っていた。23分プレミアム第17話 漣~さざなみ~妙子の祖母の海の家を手伝う薫達。繭までがちかに手伝わされてアイスクリームを売っている。 そんな中妙子は、いつも優しく自分のドジをフォローしてくれる薫の事を意識し始めていた。 そんな妙子の様子を見ていたちかは、ここは自分の出番とある計画を思いつく。 題して、「ちかの愛のキューピット作戦!」 妙子のナイスバディで、薫のハートをゲッチューしようとするちかの計画にまんまとのせられた妙子と薫は、露天風呂で鉢合せしてしまう。もちろん、お互い全裸で!!! そこにティナと繭がやってきてしまい、あせった妙子が取った行動とは…23分プレミアム第18話 同衾~どうきん~ティナが、写真部皆で動物園へ行こうと言い出した。 中国から珍しい猿がやってきていて、動物園での公開は明日まで。 それをTVで見たティナが、その猿の撮影会をしたいと言うのだ。 葵や雅も誘って皆で出かけようと計画したティナだったが、皆それぞれ忙しくて断られてしまう。写真部の鈴木や佐藤も現れず、ティナの誘いに乗ったのは薫ただ一人。 結局、ティナと薫二人だけで、動物園に出かけるのだった。 撮りたかった猿の“キンシコウ”の写真を撮りまくり、御機嫌なティナ。 その後、二人は園内のアトラクションで遊ぶ事に。 二手に別れてジャングルを進み、最後に辿り着いた3つの扉の中で同じ扉を選んだ時だけ二人は出会えるというアトラクション。しかも、その扉にはそれぞれ意味があり、『友達』『友達以上恋人未満』そして『恋人』の3つの中から相手に対する気持ちと同じ扉を選ぶのだ。 二人がそれぞれ選んだ扉は…。23分プレミアム第19話 膝枕~ひざまくら~桜庭館に、ちかから写真が送られてきた。皆で海の家に行った時の様子が色々と思い出される写真。 そして、写真と一緒にー。 「てへへ、来ちった…」 写真に同封されたメモを見て、駅へと向かった妙子と薫は、そこでちかを発見! ちかは、沢山の夏休みの宿題と共に、桜庭館へやってきたのだった。 「えー、!?夏休みの宿題、まだ終わってなかったの~?」妙子の言葉に、 「だってぇ~、おばあちゃん、ちかがお手伝いするとすっごく喜ぶんだもん。」とちか。おばあちゃんを喜ばす為に手伝いを優先させたので、まだ宿題は終ってなかったのだ。 妙子に教えてもらって、なんとか宿題を終らせようと桜庭館にやってきたちかは、結局、宿題が終るまで桜庭館にいることに。 そんなちかに、ティナや薫もちかの宿題を見てあげるのだった。23分プレミアム第20話 癒~いやし~ある日の夕方、桜庭館ではコスプレファッションショーで盛り上がっていた。 実は明日からの明立大学の大学祭で、写真部はコスプレ喫茶を出展することになり、その衣装合せをしていたのだ。ティナ、妙子、繭が次々と衣装を変えていく中、なぜか葵も体操着姿に。そして、薫はといえば、ウサギの姿に!「コスプレ喫茶アニマル」のプラカードを持つ為、ウサギの着ぐるみを着ることになってしまったのだった。 そして、翌日ー。衣装合せの甲斐があってか、ティナ、妙子のコスプレ喫茶は大盛況!! しかし、突如始まった<お客様とおふれあいタイム>こと、ヘビやカエルの登場に店内は大パニック。「喫茶アニマル」にちなんで、お客にアニマルに触れてほしいと、ティナが爬虫類をペットショップから借りてきたのだ。 おかげで、店内は壊滅状態、お客の姿はなくなってしまう。大学祭は今日も入れて3日間。これからどうしようと思案にくれる写真部一同。 そんな時、大学祭に遊びに来ていた葵が、皆の為にお茶を入れる。「そんなに落ち込まずに、お茶でも召し上がって下さい」 その葵の入れたお茶の旨さに驚く皆!安物のお茶の葉で入れたはずなのに、葵が入れると本当に美味しいのだ。 そして、そのお茶を飲んだ写真部鈴木部長はあることを閃くのだった!23分プレミアム第21話 風気~ふうき~ある日、葵は熱を出して寝込んでしまう。 雅が葵の世話をし、薫、ティナ、妙子は普段葵がしている家事を分担して手伝うことに。 薫は館の清掃、ティナは洗濯、そして妙子は夕食の準備。 しかし、どれも葵のようにはうまく出来ず、改めて葵の凄さを実感する3人だった。 その夜、葵の様子が気になり葵の部屋の前まで来た薫は、葵が雅に向かって話しているのを聞いてしまう。 「薫さまのお勉強の邪魔になっていると思うと…」 こんな時でも、薫の事を心配し、勉強の邪魔をしてしまったと自分の事を気遣ってくれる葵。その言葉を聞いた薫は…。23分プレミアム第22話 帰省~きせい~ある日薫は、風邪も治り元気になった葵を誘って、二人で出かける。 “ある人”に逢いに行こうと言う薫に、葵は誰なのかと尋ねるが 「行けばわかるよ」「それまでは内緒」と薫は答えるのだった。 途中、ショッピングセンターに寄り、“ある人”へのお土産として、惣菜と花束を買う薫。 そして、訪れた場所─。そこは、薫の母親が眠る墓地だった。 薫は、母親の墓石に向かって、葵の事を紹介するのだった。 「この人がオレの、一番大切にしている人です」 その頃、雅は葵の父親に呼ばれていた─。23分プレミアム第23話 決意~けつい~実家に戻ったきり、何日も桜庭館に帰らない葵。 今日は帰るかもしれない…そんな思いで葵の「おかえりなさいパーティー」の準備をする桜庭館の面々。しかし、その場に薫はいない─。 その頃、雅に連れ出された薫は、ある森の建物の前に立っていた。 そこは、13年前に初めて葵と出会った二人にとって思い出の場所─。そこで葵は薫を待っていたのだった。 「薫さま…薫さまぁぁぁ!」薫の顔を見るなり泣き出す葵。 何があったのか心配な薫だったが、葵は何も話そうとしない─。 その後葵は、森を歩こうと薫を誘うのだった。 その森は、出会った頃の思い出を二人に蘇らせるのだった。23分プレミアム第24話 葵~あおい~思い出の地で、朝を迎えた薫と葵─。 二人はある決心をしていた。 そして─。 薫と葵は桜庭の門をくぐるのだった。1 - 2021 - 24出演者桜庭 葵川澄綾子花菱 薫保志総一朗神楽崎 雅平松晶子ティナ・フォスター雪乃五月水無月妙子水橋かおり美幸 繭成田紗矢香水無月ちか桃井はるこ原作文月 晃(『ヤングアニマル』連載〈白泉社刊〉)監督下田正美シリーズ構成あみやまさはるチーフライター金巻兼一キャラクターデザイン岩倉和憲総作画監督中山由美美術監督東潤一音響監督三間雅文柏倉ツトム音楽増田俊郎アニメーション制作J.C.STAFFジャンル日常・ハートフル恋愛・ラブコメ©文月晃・白泉社/藍青計画この作品に最初のレビューを書いてみませんか?他のユーザーにあなたの感想を伝えましょうレビュー投稿 / 編集