佐野水柚さん、とにかく可愛いですよね…。端正で清楚で涼やかな瞳で、日本人形のような美しいお顔は見ての通り。それ以上に、文字通り無邪気な表情が本当に可愛らしいです。これまでの人生で悪意とか、ひとを見下したりとか、そういう感情を持ったことがないのでは…そんな風に思ってしまうくらい無垢なんですよね。(それがタレントとしての欲のなさにつながってるのかもしれませんよね)この作品は、そんな佐野さんが殻を破ろうと踏み出した作品になっています。ショートカットがめっちゃ似合う!ショートの女性って大人っぽくなるイメージだけど、かえってあどけなく見える場面もあって、その両方で魅力増し増しです。そして、演技を頑張っている!これまで天性の美貌とキャラクター中心で、演技らしい演技をしてこなかった佐野さんが、すごく頑張ってくれています。Sっぽい?せりふを一生懸命言ってるシーンがあったり、セクシーさのあるシーンでも頑張ってくれて、猫みたいに真面目な顔になるのが、たまらなく可愛い。あるシーンで「やった!」とはしゃぐ場面が愛らしいです。チュンペイ監督でなくなったことは痛手ですが、佐野さんの頑張りが補って余りあるので、とても良い作品になっています。というかチュンペイ監督がこの作品の佐野さんの頑張りを見たら、きっとまた撮りたくなるんじゃないかな…(ラストシーンをはじめ、もう少しなんとかならなかったのかな?という所も多いんですけどね…。やっぱりディレクターの力量の差が大きいですよね)佐野さんのファンの方も、まだ作品を見たことがない方も、そしてチュンペイ監督のファンの方も?、是非見てみて欲しいなと思います。自分の殻を破り、新たな魅力を開花させようとしている姿に、キュンとなります。ショートの姿を見るだけでも価値がありますよー!