端正なお顔立ちにショートカットがすごく似合って可愛らしくて、凛とした清涼感があって美しい大川成美さん。性格がシッカリしてて、スポーツ少女が大人の女性の中に同居しているような、真面目で、純粋な女の子のまま、しっとりと大人の女性になったような魅力は、格別です。「成美さま」と呼ばれるのもそんなところにあるのかも。このい作品は、とくにかく「可愛い!」です。究極のオトナ可愛いを突き詰めた、というか。作品としては、このシリーズお馴染みのオムニバス。パッケージにある通りの4部構成、・無邪気で無防備でな女の子・すごく優しくて一緒にいると楽しい彼女・ちょっとドジでかわいい先輩・気持ちを抑えきれない妹的な演じ分けが、見事の一言。女性としての魅力は別格で、女優としての才能は抜群ですよね。こういう姿を見られるのはオムニバスならでは、ですよね。反面、作品のタイトルがこういう感じなのは、複雑です。(もっとかっこいいタイトルをつけて欲しい)でも、一見、ちょっと近寄りがたいくらいのきれいさだから、親しみが感じられていいのかもしれませんね…。清潔な気品を失わない「成美さま」だからこそ、ギャップがすごいです。そして、やっぱり優しいんですよね。芸能生活のキャリアが長いと段々とくたびれて変わってしまったり、なんとなく不健康な印象になってしまうタレントさんが多い中、大川さんには全くそんな所がないのが、すごいですよね。一人の女性として、ちゃんと毎日を生きている感じ。そういうところも安心できて、ずっと憧れでいてくれる存在です。ヒロインらしい自分をしっかりと持った女性のかっこよさがあって、どんどんきれいになってるんですよね…。次の作品も楽しみです。この作品に不満があるとすると(オムニバスだから)感情の高まりや内面の情熱のようなものが感じられなかったこと。大川さんの抜群なタレント性が十分には活かされてない印象で…次回は、一つのまとまったコンセプトでラブストーリーを追える(追体験できる)ような作品だといいな、と思います。可愛くて、きれいで、いつも優しくて、かっこよくて。「成美さま」は、いつまでも別格の存在なんですよね。