まず、解像度が低い気がした。映像効果を多用しているのが鬱陶しく感じた。特に映像が小さくなったり画面の端がぼやけるのは長く使われると不快だ。また、大股開きや尻を突き出すポーズもそればかり繰り返されると飽きる。普通に歩いたり動いたりする姿をゆっくり見たかった。海辺の軟体動物のようなノソノソした動きばかりで胸揺れが一瞬すら無かったのが残念。正直この作品には性的な興奮を求めたが、写真集の方がずっといい。セクシーさの表現が製作側と私の求めるもので全く違っているようだ。それでも、やはり川原洋子はルックス・スタイルともに私の中で最高レベル。きちんと絞り込まれたメリハリのある健康美を演出無しで見たいものだ。この作品ではそれがほぼ皆無だった。うーん、もう一本別のを見ないと。