近頃のイメビは衣装ばかりが変態じみたエロさを増していく一方で、「過激なセリフで攻めまくる作品」がなかなか現れないことに歯がゆさと物足りなさを感じていましたが、これまでは「見て想像しろ」だった状況説明を、グラドルさん本人に朗読させるというナイスアイデアで「ついに理想の作品が現れてくれた!」と期待を膨らませてくれました。この作品ではその他にも、ダイナミックな接写が頻繁にあるなど映像面でもかなり頑張ってくれていたのですが、二度のSEXシーンがいずれも唐突に終わってしまうなど朗読の盛り上がりと演技の演出がちぐはぐな面が見られたり、朗読では「声が出ちゃう」と言っているにもかかわらず劇中では肝心の喘ぎ声がほとんど聞かれなかったりと、トータルでは残念な面が目立ってしまった気がします。朗読は状況説明だけにして、台詞は劇中の演技の中で言って欲しかったですね。その方がより臨場感が出て興奮度が高まったと思います。ただ、コンセプト自体は非常に秀逸なので、また作って欲しいです。最近は女子アナのイメビリリースが増えていますが、こういうコンセプトこそ「原稿読みのプロ」たる女子アナの特性を生かしやすいと思うので、次回はぜひ女子アナ主演でお願いしたいです。「女子アナの喘ぎ声」は男子の夢の一つだと思うのですが今までは残念ながらなかなかそこまで至らない作品ばかりなので、その壁を打ち破る機会になってくれれば。…そんなわけで、薄井しお里さん。お願いできませんでしょうか?