監督名はエンディングに表記無しだが、モデルの体を棒でゴツゴツと突く、見ていて不快になる無礼な演出は、安倍雄治監督がよくやるワンパターン。最初から画面いっぱいに大きなセリフの文字が出てくるオタク向けの会話劇が、気色悪くてウンザリ。林田百加が水着姿になると、間髪入れずにスタッフが浴びせかけるシャワーの大量放水がスゲー邪魔でボディが見えづらい。その次はスタッフが上からローションやら乳液やらを必要以上に垂らし続ける、毎度のワンパターンな演出がこれまた邪魔。綺麗な肌の質感が、台無し。一部少数マニア以外誰も見たくない「足裏アップのローション掛け」が今回も謎のしつこさで出てくるのは、視聴者への嫌がらせか?百加の美脚が見たいのに、邪魔なストッキングやレッグウォーマーで脚を覆い隠して見せないようにする場面が多いので大減点。今回も見たくないオバサンの手が出てきて、下手なお触りと悪ふざけ、くすぐり。キャー!キャー!とうるさく暴れ出す場面なんか見せられても、白けるだけ。スタイリストがゴリ押しする悪趣味な衣装のコスプレ着せ替えがメインで退屈。一番肝心なポージングやカメラワークは中途半端なまま終わるので、物足りない。場面が変わると、またスタッフが上からポタポタ垂らし始める繰り返し。アームカバーやらストッキングやら、素肌を覆い隠すゴテゴテしたコスプレが多過ぎ。オタク向けのコスプレごっこでお茶を濁して、これといった見せ場も足りない印象。関わりたがりのスタッフやオバサンが下手なチョッカイを出してくるたびに萎える。スタッフは出てこなくていいから、百加1人だけをキチンと上手く撮影した、本当のセクシーなイメージビデオが観たいものだ。