妻夫木聡主演の映画「ドラゴンヘッド」。原作は「バタアシ金魚」「鮫肌男と桃尻女」でお馴染みの望月峯太郎の同名コミック。その謎めいたストーリーと、壮大な世界観が話題を呼んだ人気作品だ。妻夫木聡を主演に、本格的映画初出演となるSAYAKA、山田孝之、藤木直人らが顔をそろえる。監督は「らせん」「アナザヘブン」など多くのヒット作品を手掛けた飯田譲治が担当し、厳しい演技指導のもと極限状態に陥った人間達をリアルに表現した。日本初の全篇ウズベキスタンロケを敢行し「終末世界」を描くため、数々の広大なオープンセット、大爆破シーンの撮影などを可能にしている。また妻夫木がスタントマン無しでヘリコプターから落ちるド迫力シーンは必見。一発本番の爆破シーンに挑んだ、妻夫木、SAYAKA、藤木直人の演技も見ものである。「ドラゴンヘッド」はエンタテインメント性だけではなく、人間が生きることの意味と人間にとって何が最も大切かを問いかけ、閉塞した現代社会に風穴を開ける問題作品としても仕上がっている。