いま…遥か宇宙から迫りくる未知の脅威から、おそるべき侵略の魔の手が襲い掛かろうとしていた。 西暦2000年、発展を遂げし人類の科学は夢のエネルギー"G反応機関"を利用した輝かしい時代を迎えていた。 首都メトロポリタンとニューヨークを時速500キロのスピード、わずか1時間半で結ぶ夢の弾丸列車"イナズマ号"の開通式、偶然居合わせたビリー・キムラとペニー・カーター、ロッタの3人は、不思議な事件に遭遇する。なんと目の前でイナズマ号が虹色に輝く光に包まれて消えてしまったのだ。事件を追うビリーとペニー。調べてみると、世界各地で同じような蒸発事件が続発しているという。その事実は一般には伏せられ、人々はその脅威を知らずに過ごしていたのであった。国連は、原因究明のために極秘の地球防衛組織を設立し、その脅威に立ち向かう。これは、偶然にも迷宮機関と行動を共にすることになったビリー・キムラとペニーカーター、二人の少年が、謎の宇宙人と戦いを繰り広げる、超特作科学冒険物語である。